二つのじりつ、「自立」と「自律」~子どもの育ちに必要なこと~

健全な育ちの要、「自立」と「自律」

自立と自律、この二つの「じりつ」が健全な育ちの要らしい。

学校や社会で必要な要素で、自立と自律がなければ、人生が人任せになってしまう。

「自立」は一人立ちして生きる力。

「自律」は”やっていいこと”、”やってはいけないこと”、”やらなくていいほうがいいこと”を自分で判断して、行動に結び付ける方針になるのが自律の心になる。

自分の考えをもとに自分で判断して行動する。

それが「自律」。

子育てをするうえで、これを意識しない親はいないと思う。

同じ「じりつ」でも、二種類あることを知り、そのことについて改めて考えてみたい。

一歳過ぎたら、赤ちゃん扱い卒業

私は一人目の時から、一歳を過ぎたら赤ちゃんとしては扱いをせず、一人の人間として接しようと心掛けてきた。

言葉も赤ちゃん言葉は出来るだけ使わず、「くっく」とは言わず、「くつ」。

「ブーブー」ではなくて、「くるま」。

こうしようね、という時は、ここはみんなで使う場所だから、走らないよ、と~だから、~だよ、とちゃんと話すことにしている。

一歳ごろから言葉を伝える力はまだないだけで、理解はちゃんとしていると聞いたことがあるからだ。

そして親が勝手に決めてしまうんじゃなくて、本人にどうしたいか?どっちにするか?選択する機会は与えるようにしてきた。

自分に余裕がないと、それを実行するのは難しいときもあるが…。

子供を尊重し、選択権を与える

「押しつけ」と「先回り」はやる気を失う良くない子育て。

子どもに選択権を与えて、それを尊重する。

それが二つの「じりつ」を育てるということで、私も一歩引いた位置で、手や口を出しすぎない意識をしている。

まとめ

小さいうちは、親が守ってあげられる。

でもいずれは大きくなり、自分で行動することが増えて、親の手から離れていく。

そんな子供に対して、親ができることは何だろうか。

子育てをするうえで、すべての親の願いは、自分の足で立ち、歩んでいけるような人になってほしい。

それが共通の願いだろう。

二つの「じりつ~自立と自律~」を育てる。

その為に、選択権を与えて、自分で考えさせる機会を与える。

お使いをしたり、学校とは違うお友達との交流などいろんな経験をさせる。 

そして何よりも大事なことは、”見守ること”。

4人の子供を育ていて、思うこと。

それが親にできる、少ないことの一つかもしれない。

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