シリーズで読み止まらない、妖怪一家九十九さん

妖怪が好きな人におススメ

最初は子供が借りてきたのか忘れてしまったが、一冊読み、この本の面白さに家族で虜になっている。

我が家の子供が好きなワードが、妖怪、探偵、おばけ。

どれも満たされているのが、この本かもしれない。

妖怪一家九十九さんはシリーズで本が出ているので、いま一冊ずつ借りているところだ。

児童書なのだが、大人もハマってしまうストーリーで、一気にファンになった。

人間と共生する妖怪一家、九十九さん

簡単に言うと、妖怪一家が住む家は、人間の世界にある団地の地下。

要するに人間の世界に、妖怪が共存している。

妖怪一家九十九さん達は、妖怪だけにそれぞれ能力があり、その能力が事件(問題)を解決していく。

ただ何といっても魅力に感じるのは、この九十九さん一家の一人一人が個性的で、人柄?妖怪柄?に魅了される。

力持ちの見越し入道のおじいちゃん、事件が起きると面白がるやまんばのおばあちゃん、冷静な判断で頼りになるぬらりひょんのお父さん、陰で家族を支えるろくろっ首のお母さん、大きな目でどんなに小さなものでも見ることができる一つ目小僧のハジメくん、元気いっぱいでやんちゃなアマノジャクのマアくん、心の中を読むことができるサトリのさっちゃん。

人間が住む世界には、昔から妖怪が存在する…

話は全体的に派手な展開はないのだけれど、人間の世界でひっそりと存在する妖怪と人間の共生の世界。

もしこの現実世界に妖怪がいるとしたら、という世界観を楽しませてくれる、妖怪一家九十九さんシリーズ。

ぜひ家族みんなで楽しんでほしい。

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